おもしろい話を聞いたので、先日聞いた内装業ビジネスについた纏めてみる。

最近、内装業者の兄ちゃんにお願いして、スタジオの壁を作ってもらったり、
壁紙を張ってもらったりしているのだが、内装業のビジネスについておもしろい
話がきけたので、ここに記載する。

特に今後参考になりそうな話を。
①新規参入が難しい仕組み
②おいしい現場とは。
③サービスのパッケージ化
④インターネットで安く売られている素材の施工を頼むユーザー
⑤壁紙の張り替えがおいしい


 
①新規参入が難しい仕組み

 内装業者は不動産屋や仲介業者からの請負で仕事をしているのだが
 新規の業者が安い値段を出しても、仕事を取れないらしい。

 それには以下の理由が挙げられるとのこと。
 ・安い値段のところは、値段相応の仕事しかできないから。
 
 ・安い業者に頼むと、不動産屋や仲介業者のマージンが少ない。
  これは価格の○パーセントがマージンとして、バックされるからである。
  つまり賃貸の入れ替え時に不動産屋としては、敷金礼金を使い切った方が得なのである。
  コワ!
  
 ・オーナーの年齢が高く、あまり、業者を変えたがらない
  オーナーとは先代からツーカーの中になっており、信頼を得ている場合は
  少しの値段では業者は変えない。
  年をとると、手間に対するコスト感覚が高くなってくる。
  
 ・十分なスキルセットを備えたリソースの確保難易度。
  ここがIT業界とは少し異なるところ。
  IT業界は業界自体が若く、コスト如何では若く簡単に変える事がしばしばある。
  また、ノウハウもネットに転がっているため、スキルを習得のハードルが低い。
  
  一方、内装や建築はノウハウが全然ネットに転がっておらず
  簡単に技術を習得することは難しい。
  論理ではなく、実際に手を動かして覚えなければいけない点も多く、
  経験を必ず詰まなければ使い物にならない。
  
②おいしい現場とは
 
 内装業者の兄ちゃんが言うには、常々以下に効率気に現場を回るかを考えているとのこと。
 ポイントはとにかく大口をとる事。
 
 ・レオパレス等の、ウィークリーマンション系をまとめて入る
  トイレの床材の張り替え単価が1000円らしい。
  それを兄ちゃんだと10分でやってのけ1時間で5か所は変えられるとのこと。
  
 ・部屋数の多い、建物をまとめて入る。
  後述するが、サービスをパッケージ化し、マンション一棟等丸っと案件を
  とってしまう。
  そうすると、建物の癖を知っているので、何がどれだけ必要か見積もり・計画がぶれない。
  大きいマンションだと常に2,3件出ていく者が出てくるので、
  定常的に仕事が入る。そうなってくると、そこの現場用の作業道具を
  そこに置いておくことが可能となる。
  空いている部屋に置いている場合もあるらしい。
  
③サービスのパッケージ化
 
 壁紙や水道周りのことなど、ある程度の事をまとめてサービスとして
 パッケージ化することで、受注率が上がる。
 たとえば壁紙や、水道周り、床材、その他もろもろを、
 それぞれ安い業者に分けたとしても、スケジュールや請求書管理等
 がバラバラになってしまう。
 
 と、なると多少高くても、マンションの住居入れ替え等の場合は、
 一括で内装を頼める方が管理費の事も考えるとメリットが出てくる
 
 また、業者側としても一括で内装を頼まれる方が、スケジュール管理がしやすく
 継続的な受注に繋がれば、素材で何が必要かナレッジもあるため
 スムーズに施工ができるとのこと。
 
 ただし、壁紙やパテ塗の技術の習得にはそれぞれ、1年ずつ費やしたり
 とスキルセットを備えたリソースを持っておくのがハードルが高い
 
④インターネットで安く売られている素材の施工を頼むユーザー
 
 壁紙や、床材その他の素材など、業者でも安すぎると思われる素材が売られ、
 ユーザーがその素材を施工してくれという、事態が業界で問題視されている。
 
 こちらも内装業者と素材の業者は繋がりがあり、発注することで、マージンを得るという
 仕組みになっているが、ユーザーの依頼のためことわり辛く、また素材に
 保証がなかったり、質が悪いものだったりするので、内装業者としても
 困ったことが多いみたい。
 
 ネットによる廉価価格の販売は、どの業種でも今後の課題になりそうだ。
 ちなみに家電がネットで安く売られている場合は、ポイントを上手く使って家電量販店で
 安く仕入れてる場合もあるみたいです。
 
⑤壁紙の張り替えがおいしい
  
 特に賃貸の壁紙の張り替えがおいしいらしい。
 力仕事や、片付け等の面倒臭い作業はあまりなく、賃貸の場合は
 チェックが甘いからとのこと。
 一戸建ての新築の方が、儲かるのでは?と思ったのだが、一回貼った
 壁紙をずっと使うことになるので、その分チェックが厳しい。


他業種の話でも他のビジネスで使えたりするので、参考になりますね。 
けっこう仲良くなったのでもうちょっと数字や具体名などのディープな話が聞けたらと思います。
このブログがばれなければいいが…笑