Field Trip Club ~ 

酒とネタがあればいい。

2011年01月

ひょんなことから冬の八ヶ岳に登ることになっていた。

今回の相方も相当変わり者。

情報をかなり収集してくれているのでおまかせおまかせ。

膝の調子が1/30のフルマラソンにも間に合うかわからないってーのに…。

以下、メモがてらskypeより引用。

八ヶ岳情報その1。コース:登山口→北沢→行者小屋→赤岳。登山口→行者小屋には山スキーのトレースがあって足ずぼずぼならないのでスノーシューいらない。むしろトレースが狭くてスノーシューではあるけないらしい。行者小屋までは夏と同じくらいの時間でいける。 [2011/01/12 22:01:56]

Kazuya: 八ヶ岳情報その2.行者小屋から各ピークの尾根に出るまでもやはりガチガチトレースがあるのでもんだいない。尾根に出ると雪がガチガチ、ツルツルしはじめるので、アイゼンが必要。ストックでは刺さらない場所も日によってはあって、ピッケルでばしばし指して体勢を安定させる必要がある。滑落した時の停止用にもピッケルは必要とのこと。 [2011/01/12 22:04:53]

Kazuya: 八ヶ岳情報その3.八ヶ岳は山の形と気温の低さから、厳冬期の雪崩の心配はほぼない。八ヶ岳の山小屋もHPによると、雪崩の心配はないが、山頂付近は北アルプスよりも [2011/01/12 22:11:12] Kazuya: さむいことで有名。低体温症には十分気を付けることというアナウンスあり。特に寒い時でマイナス20℃ほど。プラス風速1mあたり体感温度1℃下がるので尾根渡りの強風(風速10mとして)で体感温度はマイナス30℃くらいが最低気温。晴れの暖かいときだとマイナス数℃程度。晴れてれば尾根渡りでは強風が吹くのでマイナス10℃追加で、最低気温はマイナス15℃くらい? [2011/01/12 22:25:45]

Kazuya: 八ヶ岳情報その4.八ヶ岳はとにかく寒いけど、天候が安定していることで有名。よく晴れた日なら、途中までトレースに沿って歩いて、尾根ではアイゼンでカリカリ快調にすすめれば十分日帰り可能。夏の登山では上り4時間+下り3時間が標準時間。相当ラッキーな日なら朝、昼と麓も山頂も晴れていて滑落にさえ気を付ければむしろ夏よりも簡単な登山になるとのこと。歩いているときの服装はアンダー+フリース+アウターの3枚でも熱いくらい。アウターはレインウェアでも大丈夫。ただし立ち止まるような状況になると話はえらい変わってくる。でっかいダウンとか一枚余計に持ってってアウター上から羽織れるようにしとくのがよい。ただしダウンは濡れに弱いので、雪びゅんびゅんのときは役にたたないかも。

ちょっと滑落って言葉が怖いが大丈夫かね。

アイゼン、ピッケル、フリースを買わないといけないな。

どうやら、冬こそ冒険の季節のようだ。
    このエントリーをはてなブックマークに追加

前回のエントリで宣言したままちゃり旅が終わりました。

自分は箱根峠越え後の2日目の朝に膝を痛めてリタイアOrz。

7efc87eb.jpg
購入2日目で捨てられるチャリ

まぁ、旅にアクシデントはつきものなので、一日凹んだあとに、気を切り替えて後を託した相方の鉄平さんの追っかけをしました。

結果 鉄平さんは12/29-1/2の5日間をかけて1号線を沿って天気にも恵まれて無事に京都ゴールを果たしました。

c20dc675.jpg

で、その日のうちに自転車で5日間かけた道のりをたった3時間で行ける新幹線という文明のすごさを再確認しながら家路につきました。

■旅路。

1日目 12/29

13時に小田原に待ち合わせて、そこから西に向かう。

やはりきついのは箱根。

箱根峠を越えるまでは3時間延々自転車を押し続けることになる。

休み中なので箱根には観光客が多い。

また、箱根駅伝のため、そこら中に応援幕が張ってあった。

そして峠を下るときは三島まで20kmくらい気持ちよくかっ飛ばせる。

峠のてっぺんは気温-2度。装備を間違えれば軽く死ねます。

そして21時くらいに三島で飯を食い、ゆうゆう空間というネカフェに泊まり1日目終了

この後ゆうゆう空間にはたびたびお世話になる。

シャワーはないけど、ひげそりと歯ブラシが無料って言うのがうれしい。

8時間パックで約1700円(くらいだったような)

2日目 12/30

朝飯に松屋に行きしばらく漕いだところで、膝を曲げれないほどの痛みが襲う。

前日から痛みはあったがなんとか漕げていたので、走っていたが、2日目に悪化。

さすがに継続は厳しいので泣く泣くリタイア。

相方に想いを託し、ここから自分は青春18切符の旅に切り替え相方の追っかけに。

とりあえず自分は一度横浜市の家に引き返し、ふてくされて就寝。

3日目 12/31

三河安城の友人の友人宅で年明け。

よく年末年始を見知らぬ人と一緒に過ごしてくれたもので…。

皆さん本当に気のいい人たちで、僕たちを暖かく迎え入れてくれました。

相方とはその友人宅で合流。

この日の相方は浜松では西風が強く、漕げど漕げど自転車が全く進まなかったそう。

そこでは、合計10人くらいで闇たこ焼きやら、船盛りやら、チョコフォンデュやらを一緒に食らい、紅白を見て(喋ってばっかでほとんど見てなかったけど)年を越し、初詣に静岡の神社、仏閣を4件参りました。

573894af.jpg
bd9e512f.jpg

おみくじの結果は末吉->大吉->末吉

ぼちぼちいいことがありそうな。

罰当たりな感じもするが、日本人の節操のないアニミズム信仰からしたらこれぐらいありだろう。

そしてまた、ネカフェのゆうゆう空間に泊まる。

4日目、1/1

自分は神戸に相方は亀山に。

京都付近の大荒れの天気が残した一面の雪景色に相方を心配に…。

2255c567.jpg

後日談、自転車での鈴鹿山脈は道路凍結もなく箱根越えよりは楽だったらしい。

5日目、1/2

13:00頃、相方無事に京都駅到着

14:00頃、自分も京都駅に着き、合流

旅路を終えたことを祝い、写真に収め、昼飯食って、少し清水寺観光して、残りの青春18切符売り払ってそのまま帰路へ。

いやぁ、こだまでも十分早いよね。

最後に新横浜の月の宴で反省会をして家に帰りましたとさ。

af9fcda4.jpg
自転車との別れ

0fecae44.jpg
清水寺は人がいっぱいだった。

69aedb10.jpg
京都ではすき屋も茶色かったんだけど、写真だと赤く見えてしまっているorz




■余談

・ガソリンコンロやら、寝袋、鍋やら持っていったが結局野宿しなければ本当に重りにしかならない。
 30Lくらいのリュックでも日本の冬は回れるなぁと痛感。

・今回初めて買った冬用の手袋はかなり重宝した。6000円くらいしたが、それぐらいの価値はある。

・Xperiaのバッテリーの持たなさにはかなり泣かされた。
 単3電池でxperiaを充電できるeneloop スティックブースターを買って挑んだがそれでも全然持たない。バッテリの持ちと、温度差でのフリーズさえ解消されればスマートフォンは旅には必須のツールなんだけどなぁ。

・今回Ustream放送を試みたけど誰も見てやしねぇ。
 敗因は宣伝不足と、Ustを使うことを慣れて人が多いこと、画像が悪いこと、放送がgdgdgな事等
 挙げればきりがない。
 素人がやればこんなもんだろうて。
 栗城史多ってどんな機材で放送してんだろうな。
 過去の動画に旅の記録を少し載せてるので暇だったら見てくださいな。
 http://bit.ly/fAwii4

・今回の旅のもっとも大きい成果の一つ
 どんべえの西(W)と東(E)の境目は鈴鹿峠でした!!




それにしても関東にきてめずらしくここまで気の合う人と出会った。

今年も一年、縁に感謝していきたいと思います。

ではでは、今年もよろしくお願いいたします。



でわでわ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ