Field Trip Club ~ 

酒とネタがあればいい。

カテゴリ:書評

データアーティストの営業の方からいただいたので、拝読した本。



Web(デジタル)マーケティングにおけるA/Bテストや多変量テストはなんぞや。というのを網羅的に精緻に書かれているので読み応えがあり、マーケティングとデータサイエンス観点で体系的に学ぶには良い。

A/Bテスティングを知る意味では先にOptimizely創業者のダン・シロカー、ピート・クーメン共著「部長その勘はズレてます!」を読む方が事例も多く含まれて紹介されており、読みやすいのでおすすめ。



ちなみに洋題は"A/B Testing: The Most Powerful Way to Turn Clicks Into Customers"

レビュー調なので、上から目線の書きざまになってしまいますが、ご了承をば。
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昨今の韓国日本では、起業がもてはやされすぎて、そもそもなんで起業したいんだ? ってのが気になるんだけど、そこを突っ込むのは別のタイミングにして、 とりあえず起業してビジネスを継続するためにはお金を回す必要があります。 自己啓発&世のお金の流れから、起業のお金の流れまでこの本はタメになったなぁ。 とりあえずこれでも読んどけって本記載しておきます。
Recommended Reference ------------------------------------------------------------------------- ■君がオヤジになる前に 堀江 貴文 http://www.amazon.co.jp/dp/4198630496/ref=cm_sw_r_tw_dp_Qk13rb0BRK03W いつもの堀江節ですが攻撃的にマインドセットできます。 バカにもわかりやすく、啓発系の本があんまり好きない人でも、まだ読みやすい。

■磯崎 哲也 (単行本(ソフトカバー) - Sep 30... の '起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと' http://amzn.to/jjzcaJ ベンチャー企業のバイアウトまでの金回り(ファイナンス)がよくわかります。 あー、だから、こういう経営の仕方をしてるのかなー。ふむふむ。的な。

磯崎哲也さんのブログもオヌヌメです。 http://www.tez.com/blog/archives/001688.html メルマガも\800/月でかなりおもしろそうです。

■ 橘 玲 (単行本 - Jun 4, 2009) の '貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する' http://amzn.to/mrfIg4 バカっぽい表紙にだまされたら中身はかなりむつかしいです。 小規模で、個人事業主or取締役になるメリットが書かれています。 俗にいうフリーランスの経営って感じですね。   ■ 高橋 洋一 (新書 - Dec 16, 2010) の 'バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる' http://amzn.to/mL6x65

経済の考え方はこの人の考え方をベースにしてれば、ブれなくなりました。 円安・円高とかもこの人の論理はずばり的中してます。

元財務大臣(竹中平蔵)のブレーンで郵貯埋蔵金を言っていた人の書籍です。 マクロ経済、金融工学、会計学、統計学などなどに秀でていて、 B/Sベースの埋蔵金の裏づけや、日銀国債買い入れ、インフレにしなければいけないロジックなどなど が超わかりやすく書かれています。

この人のtwitterや、ネットに投稿している文章もおもしろいです。 あと、[異常な鼎談]にゲスト出演してた時ようつべ動画もおもろいっす。 http://www.youtube.com/watch?v=KTCpu4AOVYg -------------------------------------------------------------------------

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藤田 晋, 米倉 誠一郎 '起業ってこうなんだ!どっとこむ'

サイバーエージェント社長と経営学者の対話方式。

藤田晋の企業から経営が傾いて復帰するまでの苦労が書かれている。

とりあえず、えい!とやってみること。

起業の著書全般に言えることだが起業の一番のポイントはそこなんだろう。

大きく分けて以下の3点の章に分かれて構成されている。

ITビジネス
起業
経営

ITビジネスはITバブルの時代から、ITバブルが弾けるまでのIT業界の流れとCAの動向

起業ではそのITバブルで一気に赤字にたたき落とされた時の藤田晋の体験談が書かれている。そこでは2chであったりステークホルダーに惑わされながら迷走していた時代の事が暴露されているが最終的に黒字経営に持っていくためには「ヘコタレないこと」が重要。よく「鈍感力」「忘れる」ことが起業家に大事と言われるが公いった図太い神経が起業家には必要なんだろう。

アクティブな経営は日本の企業は弱い。そしてアクティブなビジネスはアメリカの企業のほうが強く日本市場をカッさらっていく。

このビジネスのスピードにはサイバーエージェントですらついていけないんではないか。

そんな日本のIT産業の危うさと同時に可能性を語っている。

対談方式で文章が硬くないため若い人から中堅の人まで楽しめる一冊。






起業ってこうなんだ!どっとこむ/藤田 晋

¥1,680
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面白いのが会社のたたみ方について述べられている点。

スウェーデンかどっかの国では結婚した時に家財はどちらの所有物かを予め決めておく方針らしい。

もちろん別れた時のために。

新婚ほやほやで浮かれている時に、別れた時の話はしたくないものだ。

ま、それと一緒でLLP設立の時には会社を解散する時のことも契約せねばならない。

各年代別において会社の企業の心得みたいなもんが述べられているが40代以降の起業については人脈ありきでの話。

営業もせず、内部ばっかりで仕事やってきた人間にとっては起業は厳しいとのことだろう。


もともと著者が営業畑出身であることもあって、企業の営業の重要性について述べられている。

年齢別の企業法以外は、営業力の重要性に述べられている。

自分も営業スキルはどの職種でも必要と考える。

本書でもかかれているが、特に自分を売り込むっていうことに関してはどの職種でもプロとして飯食っていくには一番重要だからだ。

自分の印象を強く持ってもらう。

このジャンルならあいつに頼もうっていうくらいの強みを常に発信して、人の記憶に残さなければならない。

そして信頼に結びつけることが大事なんだろう。

起業を目指す人は人脈を使った営業術の指南書として読んでおきたい一冊。

http://bit.ly/b9F50M

1章 社長とは何かを考えておく
2章 失敗したときの心構え
3章 20代で会社をつくる
4章 30代で会社をつくる
5章 40代で会社をつくる
6章 50代以上で会社をつくる
7章 事業計画をつくる
8章 会社設立の準備をする
9章 社員を雇う
10章 資金を調達する
11章 辞表を提出する
12章 会社の初日
13章 マーケティングは2日目から
14章 最初の1カ月
15章 最初の1年
16章 創業して1年後
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堀江 貴文 '100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術'

会社でメール、メーリスを使うためには読んだ方がいい。

メールの運用方法が体系的に書かれていて、我が社でも見習うべきところが多い。

自分の会社の人と達にも是非読んでもらって、無駄な会議をもっと減らせばいいのにと思う。

会議って言うのは同時のタイムラインで集まることが必要な場合にやる必要がある。

それ以外はkickoffミーティングや、話が収集できない時にのみにミーティングを行うべきとこの本では言及している。

されにこれも自分の会社でも使えると思ったのだが、定例ミーティングに関しても進捗があるものだけをメーリスと件名を工夫してやればいい。

んで取りまとめがエクセルかなんかで課題共有表を更新して、それを全チームで共有する。

そうすれば冗長な会議体制はかなり削減される。

もっと、メールを全チームで共有することを意識すればかなりのスピードアップが図れるはず。

組織や会議体でメールのテンプレートを作ってしまえばかなりの作業効率の上昇ができるとおもう。
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